【目次】
40話「君を置きて」(1011年中盤)ごろの脩子内親王
脩子内親王(ながこないしんのう):赤嶺花
まずは、NHK公式の紹介を引用して、大河ドラマ上での設定を確認しておきましょう。
定子の三人の子(脩子内親王・敦康親王・媄子内親王)の一人目です。
定子ちゃんがああなるので、育ててくれる人がいずに苦労します。
キャスト1:赤嶺花(あかみねはな)
劇団ひまわり所属。
キャスト2:井上明香里(いのうえあかり)
かぼすディビジョン所属のキッズモデルです。2013年生まれです。
キャスト3:海津雪乃(かいづゆきの)
1998年生まれのグラビアアイドル、タレントです。新潟県出身です。TRUSTER所属です。
大河ドラマは初出演です。
あ、前に「可愛すぎるビールの売り子」として話題になった人なんですね。
解説:実際の脩子内親王・その後の脩子内親王
生年:997年ー没年:1049年
あれやこれやと養育者を渡り歩くのですが、一条天皇の死後に、叔父藤原隆家のもとに身をよせて落ち着きます。
29回「母として」(1001年)ごろの脩子内親王
ここまでに、約4歳にして母定子を亡くしました。悲しいですね。
敦康親王とともに内裏の弘徽殿で養育されることになりました。
この後、脩子内親王は養育者を巡って数奇な運命をたどることになります。
寛弘二年(1005年)
3月27日、著裳(もぎ)の儀が行われます。
脩子内親王は生まれたタイミングが和暦と西暦のズレがあるときなので、少し複雑になりますが、数え年だと10歳で、満年齢だと約8歳です。
寛弘四年(1007年)
正月20日、一品となり封戸を賜わります。
38話「まぶしき闇」ごろ(1009年)の脩子内親王
ドラマで、ちらっと出てきましたね。このころ、約12歳です。
あと、次回予告にも出てきたような。
40話「君を置きて」(1011年中盤)ごろの脩子内親王
父の一条天皇が崩御しました。
これで、脩子内親王は約14歳にして父親を失ったことになります。
ドラマでは脩子内親王の悲しみに焦点を当てる尺はありませんでしたが、脩子内親王は約4歳で母親を亡くして、約14歳で父親を亡くして、家は3~4歳の華やかな記憶に比べてありえないほど落ちぶれているので、脩子内親王は相当に厳しい境遇に陥っているんです。
その後の脩子内親王
道隆・伊周・一条天皇も亡くなった後は、政治的には空気なので、あまりエピソードが残っていませんねえ。
治安四年(1024年)に出家して、永承4年(1049年)の2月7日に約53歳で死去しました。
年表
では、脩子内親王の略年表を示します。年齢は数え年です。
996(997)年:1歳。誕生。(※長徳二年12月16日(997年1月27日)生まれ)
998年:3歳。内親王。
1007年:12歳。一品准三宮。
1024年:29歳。出家。
1049年:55歳。没。
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