鋼の長岡半太郎: 科学・技術史【誰も得しない日本史】
- 順大 古川
- 2024年10月16日
- 読了時間: 2分
明治時代には、世界最先端の研究を行う科学者が輩出されます。
「間違ってたのは オレ達だ…」
《英訳してみよう》
錬金術において、何かを得るためには同等の代価が必要だ。
《英文》
To get something by alchemy, you must pay the price, which is equivalent to what you want.
それでは、教科書に載っている自然科学系の偉人の業績をみていきましょう。
今日は長岡半太郎編です。
○長岡半太郎(Hantaro Nagaoka)
物理学(physicist)
・土星型原子モデルの提唱
→Nagaoka proposed an planetary model of the atom in which a positively charged center is surrounded by a number of revolving electrons, in the manner of Saturn and its rings.
positively charged center…陽電子を帯びた原子核
revolving electrons…回転する電子
in the manner of…~のような、~風の
本多光太郎、鈴木梅太郎とともに、理研の三太郎とよばれる長岡半太郎は、1865年に生まれました。大政奉還まであと2年という年です。
長岡半太郎は、落第もしたほど小学校での成績が悪く、東京大学理学部に在学しているときも休学して、東洋人とは何かとか、漢学勉強しようかなとか悩んでいた系の人でした。どうやら、自分探しをこじらせる系の人だったようです。
You can't get away from yourself by moving from one place to another.
(いろいろな場所に旅をしても、自分から逃げることはできない。(ヘミングウェイ))
ただし、物理学の道と定めてからは、さすがに強い!大学院、助教授、ドイツ留学、そして東京帝国大学教授と一直線に進みます。そして、そのまま定年まで東大にいて、定年退職後に理研の主任研究員となりました。
長岡半太郎は、土星型原子モデルを提唱しました。原子は中央の原子核と、その周りをリング状に回っている電子から構成されているというものです。もちろん、ここで強引にプラネットマンだと思った人は、強引に分かっている人です。
その後、長岡半太郎は錬金術の研究にいそしみます。
「水銀って原子番号80やん。金って原子番号79やん。水銀の陽子を1コとると金になるじゃん!!」ってスンポーです。
周りの人から、「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」と思われたことでしょう。
そして怪しい何かしらの研究をして、「STAP錬金術はあります♡」って発表します。
……しかし、その後10年間にわたって、STAP錬金術は再現できませんでした。長岡半太郎は最後まで誤りを認めることはなく、他の学者も物理学会の大ボスに批判なんてできなかったそうです。
間違っていたのは、誰だったのでしょうか……
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