1939年、ヨーロッパで第二次世界大戦が始まりました。ヒトラーのナチスドイツがポーランドに進攻したのです。
反ユダヤ主義を掲げるヒトラーは、各地でユダヤ人を迫害しました。
翌年、リトアニアの日本領事館に務める杉原千畝(すぎはらちうね)のもとに、多くのユダヤ人難民がおとずれました。日本領事館からビザを発行してもらって、ソ連経由でヒトラーの手から逃れるためでした。
杉原千畝は悩みました。日本とドイツは同盟関係にあったからです。そして、外交官である杉原千畝は、外務省から無条件にビザを発行することを禁止する訓令を受けていました。
しかし、杉原千畝は勝手にビザを発行することに決めました。ユダヤ人を見殺しにすることはできなかったからです。杉原千畝は28日間ぶっ通しで、約6000人分ものビザを手書きで発行しました。
杉原千畝は戦後に帰国したあとに、事実上外務省を解雇されました。時は流れて1985年、イスラエル政府から杉原千畝に「諸国民の中の正義の人賞」が授けられました。日本人としては初めてのことでした。杉原千畝が86歳で亡くなる一年前のことです。
《英語訳してみよう》
「すまん! 恩にきる!」
「気にすんな! 楽に行こう!」
「言葉もないわ…」
40年かけてつくった港町を、特製バギー玉で吹っ飛ばされた町長が、怒りにふるえる。道化のバギーのところに一人で突っ込んで行こうとする町長を、ナミが止めようとする。しかし町長は「無謀は承知‼︎‼︎」と、泣きながら道化のバギーの一団のもとへ走り出す。
当然のことながら、道化のバギーに手も足も出ない町長。そこにルフィたちが助けに来るが、町長は、「手出しは無用」と、死を覚悟して闘おうとする。
「ガン!」
なんと、いきなりルフィが町長の顔面を壁に打ちつける!気絶して倒れる町長。ルフィは一言、「邪魔!‼︎(He was in the way!!!)」ナミは驚き怒るが、ゾロは静観。それが、死にに行こうとする町長を止めようとする、ルフィの優しさだと分かるから。
ルフィはついに、道化のバギーをぶっ倒す。そこにやってきた町の人々が、道端で気絶している町長を見つける。町の人たちを怒らせたルフィたちは、港に走る。気がついた町長は「お前らに言いたい事は山程あるぞ(I've got a thing or two to say to him)」と、ルフィたちを追いかける。ルフィたちが出港しようとするところに、町長が追いついて叫んだ言葉はただ一言、「すまん!‼ 恩にきる‼‼」
《英語訳》
"Thank you! I won't forget it!!"
"You're welcome(, mayor)! Take it easy!"
"Words can't express..."
ここぞというときには、言葉を尽くす必要はありませんね。
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